重賞黙示録

第83回菊花賞考察

公開日:2022年10月21日


やはりサンデーサイレンス血統は菊花賞でも大活躍。

ダンスインザダーク
エアシャカール
マンハッタンカフェ
ディープインパクト

と4頭が勝利。

ダンスインザダーク産駒は
ザッツザプレンティ
デルタブルース
スリーロールス

で3勝をあげました。

そして
ここ6年で4勝と荒稼ぎしているのが
ディープインパクト産駒。
さすがです。


ただ、
強烈なイメージとして残っているのが
ブライアンズタイム産駒。

1994年 ナリタブライアン
1995年 マヤノトップガン

無尽蔵のスタミナでグイッと抜け出してきました。

2009年の勝ち馬スリーロールス
"条件戦(2勝クラス) → 菊花賞"
という珍しい臨戦過程でしたが、
8番人気で一気にGI制覇。

このスリーロールス
母の父は"ブライアンズタイム"です。

ブライアンズタイム
Roberto × Graustark
 (Ribot × Flower Bowl)という配合。

腹袋の大きな産駒が多くて
マラソンランナー的な
見た目のシャープさはなくても
なぜか長距離戦で走りましたね。

実はダンスインザダークの中にも
Graustark (Ribot × Flower Bowl)
という血統は入っているんです。


今年のメンバーの中に
興味深い血統構成を見つけ出してしまいました。

アスクビクターモア
3代母の父が Roberto
4代母の父が Graustark
(Ribot × Flower Bowl)なんですよ。

そして泣く子も黙るディープインパクト産駒です。

今年のクラシック戦線で
・桜花賞
・皐月賞
・オークス
・ダービー
・秋華賞
とディープインパクト産駒は無冠状態。

最後に一発一撃"孝行息子"が頑張ってみせます。

それでは発表します。


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