重賞黙示録
アルゼンチン共和国杯考察
公開日:2023年11月3日
友人である競馬記者が
『東京2400mと東京2500mは
わずか100mでも
レース傾向がガラッと変わる』
と言っていたのを思い出します。
発馬機(スタート地点)は
正面スタンド前左の直線坂下に設置されます。
芝2400mのスタート地点よりも
100m左側へ移動しただけだが、
坂下からのスタートとなるのです。
ゴールまでに
「2度」の坂超えが必要で
2400mと比べると
かなりスタミナが必要なレースとなります。
そのあたりを踏まえて
過去10年の『種牡馬』成績を調べてみました。
◆種牡馬別集計
集計期間:2013年~
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種牡馬
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ハーツクライ
3- 3- 0- 15/21
オルフェーヴル
2- 0- 0- *4/*6
スクリーンヒーロー
1- 1- 1- *1/*4
ノヴェリスト
1- 1- 0- *1/*3
ルーラーシップ
1- 1- 0- *3/*5
ステイゴールド
1- 0- 1- 12/14
スターリングローズ
1- 0- 0- *0/*1
ディープインパクト
0- 1- 0- 23/24
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ディープインパクト産駒は
GI競走に一線級を
取られているせいもありますが、
過去10年で24回走って0勝。
ディープインパクト産駒は
2017年に2着が1回あるだけです。
→ ソールインパクト 2着
ハーツクライ産駒や
ステイゴールド系の
オルフェーヴル産駒が強いレースですね。
過去30年で
1着か2着が複数回ある
種牡馬を抽出してみました
(最後のディープインパクトはおまけ)
◆種牡馬別集計
集計期間:1993年~
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ハーツクライ
3- 3- 0- 16/22
リアルシヤダイ
2- 1- 2- *9/14
ゼンノロブロイ
2- 0- 2- *4/*8
オペラハウス
2- 0- 1- *2/*5
オルフェーヴル
2- 0- 0- *4/*6
ジャングルポケット
1- 2- 1- 10/14
ディープインパクト
0- 1- 0- 23/24
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ハーツクライ
勝率13.6% 連対率27.3%
リアルシヤダイ
勝率14.3% 連対率21.4%
ゼンノロブロイ
勝率25.0% 連対率25.0%
オペラハウス
勝率40.0% 連対率40.0%
オルフェーヴル
勝率33.3% 連対率33.3%
ジャングルポケット
勝率*7.1% 連対率21.4%
ディープインパクト
勝率*0.0% 連対率*4.2%
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やはり
『スタミナ』豊富な種牡馬から
馬券を買うべきでしょう。
特別登録をぱっと見した際、
"アーティットを本命にしよう"
と思ったのですが、
ディープインパクト産駒なんですよね。
只今、思考回路を軌道修正しているところです(笑)
それでは発表します。