重賞黙示録
日経新春杯考察
公開日:2024年1月12日
厳冬期のハンデ戦ということで
つかみきれていない部分が多くあります。
数字&データを調べてみました。
ややこしくしているのは
2021年~2023年の3年間、
中京コースの2200mで行われている点。
その中京での3年も含めて
過去20年のデータを抽出します。
◆ 年齢 ◆
集計 2004年~
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年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
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4歳 10-7-6-36 16.9% 28.8% 39.0%
5歳 *6-8-8-43 *9.2% 21.5% 33.8%
6歳 *3-4-6-61 *4.1% *9.5% 17.6%
7歳 *1-1-0-47 *2.0% *4.1% *4.1%
8歳 *0-0-0-24 *0.0% *0.0% *0.0%
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4歳馬が強くて、
8歳馬はまったくダメ。
まずはこれは「予想」の出発点ですね。
7歳馬もほぼ"消し"でいいでしょう。
◆ ハンデ ◆
集計 2004年~
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斤量 着別度数 勝率 連対率
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49.5~51kg *0-*0-3-16 0.0% *0.0%
51.5~53kg *3-*2-5-44 5.6% *9.3%
53.5~55kg 10-11-2-89 8.9% 18.8%
55.5~57kg *4-*7-8-48 6.0% 16.4%
57.5~59kg *2-*0-2-19 8.7% *8.7%
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ハンデに関しては
『53.5~55kg』が強い。
今年は菊花賞組の4歳馬
・サヴォーナ
・サトノグランツ
・ハーツコンチェルト
これら3頭が
人気に中心になりそうですが、
JRAから発表されたハンデは
・サヴォーナ・・・・・・56.0kg
・サトノグランツ・・・・57.5kg
・ハーツコンチェルト・・55.0kg
ハーツコンチェルトは
新馬以来、勝ち星がなく
青葉賞2着だけで賞金が加算されている馬。
実は「3勝クラス」に属していて
OP馬ではないのです。
だから
ダービー3着、菊花賞6着という
実績があってもハンデは55.0kg。
あくまでも格下の身分なので
JRAもこれ以上の斤量は提示できないということ。
先ほど、データ上、
『53.5~55kg』が強いと話しました。
本命はもちろんハーツコンチェルト号です。
それでは発表します。