重賞黙示録
ヴィクトリアマイル考察
公開日:2024年5月10日
2021年9月11日にナミュールが
中京メイクデビューを勝った時、
競馬記者の友人ケンちゃんが
かなり興奮していたのをよく覚えています。
後半800mのレースラップが
12.9秒
→ 11.9秒
→ 10.8秒
→ 10.7秒
加速ラップだけでも優秀なのに
ラスト2つが 10.8秒 → 10.7秒。
『10秒台が2つの加速ラップは
滅多にお目にかかれないラップ』
と褒めていました。
そのケンちゃんですが、
ナミュールの2戦目(赤松賞)で
ドカンと単勝勝負していましたね。
当然ですよね。
あれだけ興奮して惚れ込んだ牝馬の2戦目ですもの。
スターズオンアース
という超大物候補がいましたが、
見事に1着ゴール!
(単勝はなんと800円もつきました)。
東京競馬場の帰りに
紳士靴「REGAL」のお店で
49,000円の革靴を買ってくれました。
その靴は今でも大切に履いています。
あぶく銭にはなっていませんよ、ケンちゃん。
ナミュールはその後、
阪神ジュベナイルフィリーズで17番、
桜花賞で18番
という最悪の枠番を引いてしまい、
少しずつリズムを崩してゆきます。
しかし名手の手綱が
ナミュールを復活させます。
その名はジョアン・モレイラ。
完全にデビュー時の輝きを取り戻しました。
今回は武豊騎手を鞍上に迎えて
モレイラ騎乗のマスクトディーヴァと対決。
熱い女たちの闘いに胸が高まります。
それでは発表します。