重賞黙示録
安田記念考察
公開日:2024年5月31日
良馬場は望めそうにありません。
【過去30年】 安田記念が
稍重・重・不良で行われたのは4回。
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稍重
2020年
グランアレグリア 492キロ
池添謙一
ディープインパクト
×Tapit
不良
2014年
ジャスタウェイ 498キロ
柴田善臣
ハーツクライ
×Wild Again
稍重
2004年
ツルマルボーイ 460キロ
安藤勝己
ダンスインザダーク
×サッカーボーイ
不良
1998年
タイキシャトル 510キロ
岡部幸雄
Devil's Bag
×Caerleon
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ある程度、馬体重があって
脚質的には差してくるイメージ。
逆に小柄でキレキレのタイプは割引です。
以前、競馬記者のケンちゃんが
東京・芝1600mは
「基本的に差し馬が有利」
と言っていました。
スローペースならば話は別ですが
東京・芝1600mは
「中距離のスタミナが必要」
と力説していました。
馬場状態が悪化すれば、その傾向は強まります。
【過去5年】東京・芝1600m
稍重・重・不良『枠順データ』
を抽出してみました。
・未勝利
・1勝クラス
・2勝クラス
・3勝クラス
・OP特別
・重賞競走
東京・芝1600mすべての
稍重・重・不良『枠順データ』です。
◆枠番別集計
集計期間:2019年から
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枠番 着別度数
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1枠 *4- *5- *7- *65/*81
2枠 *7- *7- *5- *66/*85
3枠 *3- *6- *6- *76/*91
4枠 *8- *5- *7- *83/103
5枠 *8- *7- *5- *86/106
6枠 *8- 15- *4- *83/110
7枠 *6- *4- 11- 105/126
8枠 16- 11- 15- *88/130
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枠番 勝率 連対率 複勝率
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1枠 *4.9% 11.1% 19.8%
2枠 *8.2% 16.5% 22.4%
3枠 *3.3% *9.9% 16.5%
4枠 *7.8% 12.6% 19.4%
5枠 *7.5% 14.2% 18.9%
6枠 *7.3% 20.9% 24.5%
7枠 *4.8% *7.9% 16.7%
8枠 12.3% 20.8% 32.3%
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東京・芝1600mは水分を含んで
稍重・重・不良になると
『8枠』有利というデータが出ています。
・8枠・・・勝率 12.3%
・8枠・・・複勝率 32.2%
これら2つは他を圧倒しています。
馬場が悪化したら
是非とも『8枠』を押さえたいところです。
それでは発表します。