重賞黙示録

神戸新聞杯考察

公開日:2024年9月20日


ひと昔前になるが
Sadler's Wells
といえば「スタミナ」の塊というイメージ。

1990年に英国・愛国で
「リーディングサイヤー」
になったのを皮切りに、
1992年から2004年まで13年連続で
合計14回も英国・愛国
「リーディングサイヤー」に輝いています。

日本では
スピード負けする産駒ばかりでしたが
時を経て
母方(母系)に入ることで、
長所である「持久力」を遺憾なく発揮しています。


「母の父 Sadler's Wells」は活躍馬多数。

エルコンドルパサー
シーザリオ
フサイチコンコルド
アンライバルド
タッチングスピーチ
サトノルークス
ヘヴンリーロマンス
エイシンアポロン
クレッシェンドラヴ
メイショウベルーガ
シビルウォー
などなど


「祖母の父 Sadler's Wells」も活躍馬多数。

エピファネイア
サートゥルナーリア
タワーオブロンドン
アウォーディー
トーセンラー
アスコリピチェーノ
リンカーン
ビッグアーサー
スピルバーグ
レッドディザイア
スピルバーグ
などなど


Sadler's Wells血統は
ひと夏超えての「成長力」に定評があります。


ミスタージーティーの
母の父はSadler's Wellsで
タッチングスピーチの9歳下の半弟、
サトノルークスの5歳下の半弟にあたる血統です。

タッチングスピーチは
1勝クラスを勝ったばかりで
ローズS(GII)に挑戦して人気薄V。

急成長を見せて
1番人気ミッキークイーンをやっつけてしまいました。


サトノルークスは
ダービーで17着でしたが、
セントライト記念(GII)で2着、
菊花賞(GI)でも2着(クビ差惜敗)と大活躍。

秋に能力が開花しました。

ミスタージーティーは
ダービー16着ですから戦績が似ていますね。

半姉タッチングスピーチ、
半兄サトノルークスが見せたような
「成長力」に期待しています。

それでは発表します。

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