予想探偵二重丸

中山記念(G2)の完全攻略を無料公開

公開日:2023年2月25日


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<中山記念(G2)の視点>

関東圏では東京開催が終了し、春の中山が開幕。日曜メインには伝統のGⅡ中山記念(26日、芝1800メートル)が行われる。昨年鮮やかに逃げ切ったパンサラッサは、勢いそのままにドバイターフも制した。国内外のGⅠに向けて重要なステップレースだ。

2020年の2歳王者ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)が復調ムードを告げている。昨秋はマイルCS、香港カップとGⅠで連続して2着に好走。デビュー3連勝でホープフルSを制した2歳時の輝きが蘇ってきた。15日の1週前追い切りは栗東CWコースで6ハロン80秒8―11秒1の好タイム。今春はドバイターフへの遠征を視野に入れており、ホープフルS以来の勝利で弾みをつけたい。

スタニングローズ(栗東・高野友和厩舎、牝4歳)は昨秋の秋華賞を横綱相撲で完勝し、スターズオンアースの牝馬3冠を阻止した。エリザベス女王杯は14着と大敗したが、年長馬との初対戦や重馬場など不利な条件が重なっただけに酌量の余地はある。15日は久々のコンビとなる吉田隼騎手を背に栗東坂路で4ハロン54秒2―12秒1をマーク。牡馬一線級相手にどんな走りを見せるか注目だ。

シュネルマイスター(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)は一昨年のNHKマイルC勝ち馬。昨年は安田記念で2着と好走したものの、秋3戦は5着が最高と不本意な結果に終わった。巻き返しのシーズンへ、15日は美浦Wコースで7ハロン99秒3―11秒7と長めから意欲的な内容を消化。バシュロ騎手との新コンビで心機一転を図る。

ソーヴァリアント(美浦・大竹正博厩舎、牡5歳)は圧巻の強さでチャレンジC連覇を飾った。一昨年のチャレンジC優勝後は右第3中足骨を骨折し、復帰戦の産経賞オールカマーでは心房細動を発症して最下位に終わるなどトラブル続きだったが、改めて超一流の能力を示した。強敵ぞろいのここで好結果を出せば、いよいよGⅠの舞台が見えてくる。


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