【コラム追悼・グラスワンダー】会うことができないまま天国へ...黄金世代で輝いた存在感「怪物」と信じた初の推し

私が競馬に興味を持つきっかけとなったのが、1997年にエアグルーヴが勝った天皇賞・秋。その頃にノーステッキでアイビーSを圧勝し、怪物と騒がれていた2歳馬(当時は3歳表記)が外国産馬のグラスワンダーだった。
競馬を見始めたばかりは純粋で“怪物”という言葉を疑う余地もなく、グラスワンダーのレースを毎回、楽しみにするようになった。まずは朝日杯3歳SでG1を難なく勝利。これからどこまで快進撃が続くのかと思わ...