重賞黙示録
安田記念考察
公開日:2023年6月2日
東京地方は雨、雨、雨ですね。
日曜午後にどれぐらい回復するのか?
まったく読めません。
稍重・重・不良の
安田記念データーをみてみます。
◆1990年以降の集計◆
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2020年 グランアレグリア(稍重)
2014年 ジャスタウェイ(不良)
2004年 ツルマルボーイ(稍重)
1998年 タイキシャトル(不良)
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1990年以降、
道悪競馬はわずか4回なんですね。
≪ 1998年 ≫
1着 タイキシャトル
(1番人気)
2着 オリエンタルエクスプレス
(8番人気)
3着 ヒロデクロス
(17番人気)
≪ 2004年 ≫
1着 ツルマルボーイ
(6番人気)
2着 テレグノシス
(4番人気)
3着 バランスオブゲーム
(5番人気)
≪ 2014年 ≫
1着 ジャスタウェイ
(1番人気)
2着 グランプリボス
(16番人気)
3着 ショウナンマイティ
(10番人気)
≪ 2020年 ≫
1着 グランアレグリア
(3番人気)
2着 アーモンドアイ
(1番人気)
3着 インディチャンプ
(2番人気)
道悪競馬の安田記念は
いい感じに「人気薄」が突っ込んできていますね。
2020年のグランアレグリアは
3番人気=1着ですが、
単勝配当は1,200円でした。
「人気薄の気楽さ」から
「苦し紛れのイン突き」で
穴馬券を演出したのが
1998年の3着:ヒロデクロス
2014年の3着:ショウナンマイティ
こんなタイプの差し馬には
最大級の警戒が必要でしょう。
「苦し紛れのイン突き」から
連想される馬を挙げてみると
アイウエオ順で
・ソングライン
(ヴィクトリアマイル=1着)
・ナランフレグ
(高松宮記念=1着)
・マテンロウオリオン
(ダービー卿チャレンジT=4着)
ソングラインは人気を背負う立場。
ナランフレグは距離延長がどうでしょうか?
「人気薄で気楽な差し馬」は
マテンロウオリオンということになります。
ダービー卿チャレンジT=4着は
一旦、進路を外へ舵取りしましたが、
期待したスペースがなく、
困り果ててインを突くことに…
断然"外"が有利な馬場設定の中、
上がり3ハロン 1位は
レッドモンレーヴの33.0秒
(大きく出遅れて大外から)。
上がり3ハロン 2位は
仕方なくインを突いた
マテンロウオリオン(33.2秒)でした。
確たる根拠はなく、
オカルト的な"第六感"なのですが、
マテンロウオリオンが
ドスンと突っ込んできそうな気がするのです。
うん。この胸さわぎを信じてみよう。
それでは発表します。