サニーの馬券分析室
2023年2月26日(日)のサニーの馬券分析
公開日:2023年2月25日
まずは土曜日の結果を振り返りましょう。
阪神3R
◎カッティングジェム
結果…2着
出負けしてからリカバリーに脚を使いすぎですね。
道中はハイペースでしたし、あの立ち回りで上位の上がりをマーク出来ているので確勝級の能力は間違いなく持っていますが、前半スムーズに立ち回った勝ち馬には流石に及びませんでした。
単勝オッズは3.8倍で2人気でしたのでここで決めてほしかったところです。次は相当人気になるでしょう。
阪神9R
◎サトノクローク
結果…4着
逃げてペースを落とし込んで後続に突かせてやる気を出させる騎乗はお見事でしたが、勝負どころでの立ち回りが良くなかったです。
キレる脚を使うタイプではないので、残り4ハロンから後続に脚を使わせつつロングスパートするような形であれば押し切っていてもおかしくなかったでしょう。
キレ負けしての4着ですが、ラストまでバテていない上に着差も少ないので、そこだけが惜しかったです。
人気薄の馬は勝ちに行く仕掛けをしてくれることが少ないのが難点なので、それがモロに出たレースと言えます。
日曜は小倉2Rを勝負レースとします。
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2月26日【日曜・小倉2R】
3歳未勝利 芝1200m
12◎ケイアイクビラ
人気は出そうにないが1着で期待したい馬。
デビュー戦は兄姉がダートで活躍していることもあってダートの1200mを使ってきたが、持ち前のスピード能力で楽に先行するも、追ってほとんど加速することなく4着という内容。
砂をうまく捕まえきれないところがあり、芝向きの後躯を使った走りをしているのでフットワークが上滑りしているような形になり、かなり走りづらそうにしていた。
ラストは自身の脚捌きからは決してバテているような印象もなかったが、加速できないまま徐々にスピードダウンしていったので、後ろの馬に交わされたのも仕方がないと言ったところ。
鞍上も芝向きの走りをしているとの助言から、前走は今回と同舞台の小倉の1200mに使ってきたが、スタートで躓いてしまい流れに乗って運べそうだったにも関わらず控える競馬にシフト。
ソフトな馬場で前の馬のキックバックを嫌がる場面があり、道中のリズムもかなり悪かったが直線で外に出してからの伸び脚は強烈で、流れに乗れず300mほどしかまともに脚を使っていないのに上がり最速を叩き出してしまった。芝の走りはやはり抜群。
前走の内容を鑑みると、今の小倉の馬場状態で壁を置いて運ぶ形を取ると芝の塊を嫌がって渋くなってしまうので積極的に出していく競馬をしてくれるはず。
調教でも抜群に動く馬で坂路でラスト1ハロン11秒台は楽にマーク出来る。
重賞でも太刀打ち出来そうな脚力だと思うので、スムーズなら役者が違うはず。
最後に推奨馬を発表します。